• 2015年05月06日登録記事

偶然にも同じ日に、山の信仰に関する2冊の本を頂きました。

1冊目は、日本山岳修験学会会長の鈴木正崇氏の『山岳信仰―日本文化の根底を探る』です。序章「山岳信仰とは何か」で山岳信仰について概説し、第1章から第8章まで、出羽三山・大峯山・英彦山・富士山・立山・恐山・木曽御嶽山・石鎚山など、日本の有名霊山について記述しています。英彦山の所にむろん宝満山も出てきます。

宝満山についてはもう一冊の立正大学教授時枝努氏の『霊場の考古学』に、より多くの記述があります。宝満山ばかりでなく第2部第6章宋人造営の経塚と霊場では、首羅山など福岡周辺の山々について述べ、終章「霊場の考古学」の課題では、宝満山に於ける先進的な考古学調査の事例や、宝満山弘有の会とも縁の深い九州山岳霊場遺跡研究会のことについても触れています。

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(鈴木正崇著『山岳信仰―日本文化の根底を探る』中公新書2310 定価880円)

 

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(時枝努著『霊場の考古学』高志書院選書11定価2500円)