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-宝満山と伝教大師最澄-冬至に夕日を見る
宝満山を知ろう 森弘子先生と行く史跡めぐり
皆様、参加ありがとうございました
曇り空の下12月20日14時、史跡巡りが始まりました。
宝満山と伝教大師 最澄の足跡を辿ります。
この季節、竈門神社から背振山に沈む夕日が見える頃。
森弘子先生の史跡巡りと妙香庵のお話
下宮礎石群遺跡 12世紀後半以降の礎石 東西5間×南北7間
最澄の来山 延暦22年(803)最澄 渡海の平安を祈り竈門山寺で檀像薬師仏四躯を彫り、法華経・涅槃経・華厳経・金光明経を講説
大門礎石建物跡 南に石段や参道と思われる石列
東にも礫で覆った参道状遺構。
本谷礎石群(推定六所宝塔跡) 六所宝塔とは
弘仁9年(818)の最澄の遺記により日本国の中央と辺境の六箇所に建立された塔
国分寺・国分尼寺、金光明最勝王経にかわり、法華経の功徳で日本の平安を祈る。
安東 上野宝塔院 在緑野郡 安南 豊前宝塔院 在宇佐郡
安西 筑前宝塔院 安北 下野宝塔院 在都賀の
安中 山城宝塔院 在比叡山西塔院
安国 近江宝塔院 在比叡山東塔院
妙香庵 伝教大師尊像(像高5・8m)37歳の求道の志に燃える最澄の姿
最澄が中国五台山から持ち帰った火を「蓮華のともし火」
として伝えている。
宝満浄土 宝満山の寺院
妙香庵で「連華のともし火」を拝したあと、竈門神社のテラスに立ち背振山を眺めます。
雲が厚く、夕日の場所はあの辺りかと思いを馳せます。
冬至の夕日は来年のお楽しみといたしましょう。