• 2017年07月登録記事

🌠「有智山城を探る」

 

723()15時~1630  カフェ観音にて

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猛暑のなか、たくさんの方に来ていただきました。

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講師 岡寺 良(九州歴史資料館学芸員)

少弐氏によって築かれたといわれていた有智山城。

有智山城は戦国時代、宝満山頂にあった宝満城を守る砦なのでは。

承天寺別院で発掘された内山辛野遺跡が少弐氏の館であったかも。

それにしても近隣に残る山城跡の多いこと。

米ノ山城、高尾城のお話もありました。

 

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講師紹介:2017/06/08付 西日本新聞朝刊より

中近世城館の分布調査終了 県教委、最終報告書

県教育委員会が、県内にある中近世の城館遺跡の分布状況などを5年がかりで調べ、このほど4冊目の報告書で、最終巻となる「福岡県の中近世城館跡4-筑後地域・総括編」を刊行した。調査は全体で約900遺跡に及び、全体像も盛り込んだ今回の報告書は、縄張り図(平面図)や古絵図、写真も交えて各地の城を紹介する力作だ。

 鎌倉時代から江戸時代に築かれた城に関する遺跡を把握し、保護と周知につなげようと、県立九州歴史資料館(九歴、小郡市)が中心となり、筑前、豊前、筑後の3地域に分けて文献調査と現地調査を行ってきた。確認した中世城館は計845遺跡、近世城館は計36遺跡。伝承地や関連遺跡を含めた総数は1千以上という。

 総括編では、中世城館の特徴を分析した。浮かび上がった傾向の一つが、山城の斜面の上下方向に複数本の竪堀を作り、敵が斜面を横移動するのを防ぐ「畝状空堀群」の多用だ。遺構は越後や飛騨など全国にあるが、福岡では古処山城(朝倉市)や益富城(嘉麻市)など秋月氏の本拠や支配地域、その同盟勢力と対抗勢力の山城に多い。

 織田信長が築いた安土城(滋賀県)に代表される織豊期の城より前に築城された高祖城(糸島市)や一ノ岳城(那珂川町)といった福岡湾周辺の拠点城郭では、石垣が造られていた。織豊期以降の石垣と異なるのは、遠方の石切り場から運んでくるのではなく、その場にある自然石を使っている点という。

 各地の城館遺跡では武器や武具、日用品である土器や陶磁器などが出土している。九歴の岡寺良学芸員(考古学)は「城館を調べることで軍事だけでなく、当時の政治と社会も見えてくる」と話す。

「福岡県の中近世城館跡4」は九歴で販売中A4判334ページ2500円

 

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講座の後は、お菓子とコーヒーで皆でおしゃべり。

涼しげなお菓子の提供。

観音さんお世話になりました。

 

 

🌠「有智山−うちやまじょうを探る」

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🌠723()15時~1630
🌠場所 カフェ観音 太宰府市観世音寺1-8-1
🌠参加費  1,000円(コーヒー・菓子付) 
宝満山中腹・九重原にある有智山城は、筑前国続風土記などには大宰少弐氏の館として記されていますが、実際のところはどうなのか・・・

現地調査を元にした城館研究の視点から探ります。 
🌱観世音寺前のカフェ観音で気軽に宝満山探訪をします。

🌠講師 岡寺良(九州歴史資料館学芸員)

お申し込みはお申し込みフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。

講師紹介

2017/06/08付 西日本新聞朝刊より

中近世城館の分布調査終了 県教委、最終報告書刊行

県教育委員会が、県内にある中近世の城館遺跡の分布状況などを5年がかりで調べ、このほど4冊目の報告書で、最終巻となる「福岡県の中近世城館跡4-筑後地域・総括編」を刊行した。調査は全体で約900遺跡に及び、全体像も盛り込んだ今回の報告書は、縄張り図(平面図)や古絵図、写真も交えて各地の城を紹介する力作だ。

 鎌倉時代から江戸時代に築かれた城に関する遺跡を把握し、保護と周知につなげようと、県立九州歴史資料館(九歴、小郡市)が中心となり、筑前、豊前、筑後の3地域に分けて文献調査と現地調査を行ってきた。確認した中世城館は計845遺跡、近世城館は計36遺跡。伝承地や関連遺跡を含めた総数は1千以上という。

 総括編では、中世城館の特徴を分析した。浮かび上がった傾向の一つが、山城の斜面の上下方向に複数本の竪堀を作り、敵が斜面を横移動するのを防ぐ「畝状空堀群」の多用だ。遺構は越後や飛騨など全国にあるが、福岡では古処山城(朝倉市)や益富城(嘉麻市)など秋月氏の本拠や支配地域、その同盟勢力と対抗勢力の山城に多い。

 織田信長が築いた安土城(滋賀県)に代表される織豊期の城より前に築城された高祖城(糸島市)や一ノ岳城(那珂川町)といった福岡湾周辺の拠点城郭では、石垣が造られていた。織豊期以降の石垣と異なるのは、遠方の石切り場から運んでくるのではなく、その場にある自然石を使っている点という。

 各地の城館遺跡では武器や武具、日用品である土器や陶磁器などが出土している。九歴の岡寺良学芸員(考古学)は「城館を調べることで軍事だけでなく、当時の政治と社会も見えてくる」と話す。

 

「福岡県の中近世城館跡4」は九歴で販売中A4判334ページ、2500円

 

 

小郡市三沢の九州歴史資料館

特集展示「骨を蔵(おさ)める-古代・中世の火葬骨壺(つぼ)-」が開かれている。7月23日まで。

2017/06/30付 西日本新聞朝刊より

展示しているのは、県内で出土した奈良時代から江戸時代にかけての火葬骨壺など約50点。岡寺良学芸員(考古学)によると、国内では飛鳥時代の700年に初めて火葬が行われて以降、貴族や僧侶などを中心に広がり、室町時代以降、庶民も行うようになった。

 約30年前には、太宰府市の寺の跡で室町時代のものとみられる骨壺が出土。うち5点は14世紀に中国で作られた希少な陶磁器を用いており、今年3月に県の有形文化財に指定されたという。岡寺学芸員は「形や大きさなどさまざまで、当時の人々が骨壺を自由に選んでいたことが分かる。火葬の風習の流れを見てほしい」

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😊宝満山のご来光を見に🙇

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天気予報と違い、悪天候の山登りとなりました…😭

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朝の山登りの素晴らしさと、木々、植物たち、

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キガエルちゃん🐸にも会えて、

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山登り出来て幸せな一日となりました〜〜🍀
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登るほど今日は、湿度が高く、気温も高く、厳しい山登りだった・・・💦
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素晴らしいトレーニングになりました😅
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                            撮影 kouji yoshid