昨日からの大雨も上がり、今回5回目となる十六詣りが行われました。

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この行事は平成25年の竈門神社1350年大祭を祈念して復興され、今年は中学2年生から高校3年生までの男女35名が久留米絣の短着やテクリ姿という昔ながらの装束に身を包み元気に頂上を目指しました。保護者や宝満山修験会・宝満山弘有の会も含めて総勢60名の登拝です。

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先達山伏の法螺貝が新緑の宝満山に木霊す中、途中には六所宝塔跡や中宮跡などで史跡解説も行われました。

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十六歳になった男の子は一生お金に不自由しないように、女の子は良縁に恵まれますように、宝満山頂上の上宮で祈願を受けた後、頂上にある再会の木に願い事を書いたこよりを結います。

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一人一人が真剣に将来の夢や願いをこよりにしたため、再会の木に結んで奉納しました。

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愛敬の岩では、目隠しをして岩までたどり着けると思いが叶うとされると聞き、積極的に行うのは女子が多く男子は後ろから微笑んでいる姿が印象的。

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下山後は、常若の会による赤飯 紅白なます ダブ汁。 お代わりをする子もいるほど

大変おいしくいただきました。

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昔は着ていた着物は洗わずに田植えの時に着て、山の神様の恵みを受けていたそうです。



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歳の成人儀礼を終えた皆さんたちがお父さんお母さんになって、自分の子供をまた十六参りに送り出してくれたらいいな、と思いました。(*^_^*)

協力:宝満宮竈門神社  宝満山修験会 石村萬盛堂 常若の会

主催:宝満山弘有の会